空き家対策って儲かるの?
今年も上半期終了まで、
残すところ約2週間となりました。
今年は年初より、
多くの人との再会や出会いがありました。
中学以来となる同級生との再会、
私が主催する、
東村山異業種交流会での出会い、
多くのビジネスパートナーや
紹介者との出会い、
などなど、
人との貴重なご縁を
たくさん感じている感謝の上半期です。
そんな中、
ビジネスパートナーとなる方から、
時々こんなことを、
聞かれることがあります。
「空き家対策って儲かるの?」
だいたい聞かれるのは
同業者である、不動産業者ですね。
聞いてくる不動産業者が
イメージする空き家は、
遠方にある古い一戸建てで、
東京の不動産と比べると
驚くほど安く取引されているので、
収益も大きくはないだろうと
思っているからでしょう。
事実、
私のところにくる相談案件は、
不動産業者からもきます。
その理由は、
遠方の空き家は、
遠くて、時間と手間がかかる割には、
収益が低く、費用対効果も低いので、
あまり取り扱いたくない、
からです。
同様の考えを持つ不動産業者は
実際、多くいます。
私が空き家対策をやっている
大きな理由の一つは、
まさにここにあります。
東京の不動産業者が、
あまり取り扱いたくないということは、
東京に住んでいて、
遠方の実家や不動産を持っている人は、
自分が今住んでいる場所の近くで
不動産の相談ができないということです。
地元の不動産業者に相談しようにも、
知っている業者がいるわけでもなく、
実家に戻ったついでに、
売却や賃貸管理を依頼しよう、
と思っても、
と思っても、
よく知らないし、
安易にできないこともあるでしょう。
ネットで顔を見て話せる時代に
なったといっても、
やっぱり会いたいときに
会って話せた方が、
安心の度合いは違います。
私が知る限り、
遠方にある安い空き家や土地を
積極的に取り扱うような、
東京都内の不動産業者は、
それほど多くはいません。
そうであれば、
東京で、
遠方の実家の相談ができる窓口
が必要だろう、と思い、
私は空き家対策に取り組み始めました。
実際、ご相談いただく案件は、
東京都内や首都圏近郊の物件は少なく、
千葉、長崎、新潟、山梨、広島、などなど、
広域に及んでいます。
「そうはいっても、
費用対効果は良くないでしょう?」
とも言われますが、
それについても、
空き家対策を始めてから、
あらためて気づいたことがあり、
今に至っています。
続きは次回にお伝えしますね。