私の身近な「8050問題」
先週、
以下のセミナーに参加してきました。
「障がい者の親ときょうだいが
今知っておきたいお金の知識」
このセミナーは、今年4月に、
障がい者の兄弟を持つ人達が集まる
「きょうだいの集い」
に参加した際、知りました。
講師の方は、
ご自身も障がいのあるお子さんを持つ、
ファイナンシャルプランナーの方で、
障がいを持つ
子供や兄弟がいる人たちに向けて、
ご自身の経験も踏まえ、
将来のライフプランやかかるお金など
お話してくださいました。
参加された方は、比較的若い方が多く、
参加者の中では、
私が一番年上ではなかったかと思います。
今年50歳になる私ですが、
障がいを持った兄も50代、
両親も80歳近くになり、
これからのライフプランについて、
具体的に、何をすればいいのか?
誰に何を、相談したらいいのか?
など、
講師、主催者の方へ
質問をさせていただきました。
そのときにでたキーワードが
「8050問題」です。
あなたは
「8050(ハチマルゴーマル)問題」
って知っていますか?
「8050問題」とは、簡単にいうと
「80」代の親が、
「50」代の子供の生活を
支える問題
のことです。
8050問題は、
中高年の引きこもりを
取り上げられることが多いですが、
障がいを持つ子供などがいる家庭にも、
将来の生活を心配する問題として、
クローズアップされています。
私はまさに、
後者の8050問題に関わる身であり、
セミナーに参加した方の将来にとっても、
避けては通れない大きな問題です。
8050問題と一言でいっても、
様々な課題がありますが、
不動産に関わることでいうと、
「将来にわたり
生活する場の確保」
が大きな問題点になってきます。
私はこのメルマガの中で、
空き家のグループホームへの活用を
お伝えしていますが、
それは、単に、
空き家対策というだけでなく、
まさに、
「8050問題」への対策の一つ
でもあります。
次回からは
この障がい者に関わる「8050問題」と
空き家の活用について、
詳しくお伝えしていきたいと思います。
追伸:
今年4月、
きょうだいの集いに初めて参加し、
そのときに感じた自分の想いを
以下の記事のようにお伝えしました。
今回の8050問題を
考えるきっかけにもなりましたので、
今一度、
読んでいただけたら幸いです。