「リノベーション」って、本当に必要ですか?
先日、私が管理してる家に
所用があって行ったところ、
庭先にお手製のテラスハウスが
設置されていました。
テラスハウスというと
聞こえはいいですが、
板で囲ったくらいの
簡単な物置スペースです。
決して見栄えが良いわけでは
ありませんが、
奥まった敷地なので、
誰に見られるわけでもなく、
何より利用している本人が
広い敷地に自分が使いやすいように、
自分でつくってしまったということに、
素直に「すごい!」
と感心してしまいました。
この家もDIY賃貸で貸しているので、
借りている人が、物置やテラスを
自由につくるのは一向に構いません。
むしろ室内も外回りも
きれいにリノベーションしていたら、
やらなかったんだろうとも思います。
借り手がつかない家やお部屋を、
貸し手が
設備を交換したり、
内外装をきれいにしたりして、
リノベーションする事例を
よく見かけますが、それは
本当に必要なのでしょうか?
もちろん、きれいに見せた方が、
家や部屋を探している人には
印象はいいですから、
リノベーションをする意味はあります。
しかしながら、
そのリノベーションしたことが、
借りる人には、
本当に必要で役に立っているでしょうか?
むしろ、
こんなところにお金をかけるなら、
その分安くしてくれた方がいい!
という人もいるはずです。
もちろん、
どんな人に住んでもらいたいか?
によって、
リノベーションをするかしないか、
また、するならその内容も変わります。
決して、
リノベーションを否定するわけでは
ありませんが、
自分の好きなように
家をいじりたい!
家をいじりたい!
というニーズはあるということです。
中途半端にリノベーションするなら、
何もやらない方が
よっぽどいいのではないでしょうか?
もし、
リノベーション業者から
営業されていたり、
不動産業者から
リノベーションの提案をされているなら、
DIY賃貸で貸して、
借り手にリノベーションしてもらうことも
ぜひ考えてみてくださいね。
無駄なお金をかけずに
家を貸せて、借りる人に、
喜んでもらえるかもしれませんよ!