違反建築の家が売れない3つの理由
あらためてお聞きしますが、
あなたは違反建築って知っていますか?
このブログでも度々お伝えしていますが、
違反建築とは
「法令に違反した建物」
のことを言います。
法令違反といってもいろいろありますが、
もっとも多く、一般的に
「違反建築」と言われるのは、
その土地に建築できる広さ以上の
建物が建っている家
建物が建っている家
を言います。
↓詳しくはこちらをご覧ください。
◉違反建築の判断方法
こうした違反建築の家は、
建て替えできない家同様に、
売ろうと思っても、なかなか売れないです。
では、なぜ売れないのか?
その理由には
以下の3つが挙げられます。
1、購入しようとする人が、
融資を利用できない。
↓詳しくはこちらの記事をご覧ください。
◉違反建築は
融資が利用できません。
融資が利用できません。
2、建て替えすると、
今の家よりも狭くなる。
理由はどうであれ、
その土地で、広い家に住みたい人がいるので、
違反建築の家があるのです。
建て替えするときは、
法令に基づいて建てますので、
当然、今より家の広さは狭くなります。
3、建物の安全性が確認できない。
法令に合っていない家は、
建物が完成した時に受ける
役所や第三者の検査を受けていません。
というか、
そもそも違反しているのがわかっていて
工事していますから、
検査を受けても合格することはありません。
検査に合格すれば、合格の証として、
「検査済証」というものが発行されます。
しかしながら、
この検査済証は、広さだけでなく、
安全性やその他項目の基準も合格して、
初めて発行されます。
したがって、
建物の一定の安全性が
第三者に証明されているわけではありません。
※耐震診断など、中古住宅の安全性を
確認する検査機関や方法は多くあります。
なかなか売れない違反建築の家といっても、
この三つの理由のように、
売れない原因がわかれば対策もできます。
どうすれば売れるのか?
どのような活用方法を考えればいいのか?
違反建築の家は
どんな人にメリットがあるのか?
次回は、
違反建築の「セールスポイント」
を考えてみますね。