空き家の活用は「戦略」で決まります。
先日、ある本を読んでいて、
「顧客が求めている商品」
という内容が目にとまりました。
その本には、
売る側がアピールしたい
セールスポイントと、
買う側が求めているニーズには差があり、
その差を理解しないと
ものは売れない、
といったことが書かれていました。
私も不動産売買に長く携わってきて、
この本の下りは、身にしみてよくわかり、
実家の活用にも同じことがいえるなぁ。。
とも、あらためて感じました。
このブログでは
実家の活用方法として、
「売る」「貸す」といった手段を
お伝えしていますが、
一口に「売る」「貸す」といっても、
その方法には様々な形があります。
実家があるエリアや、
実家を売る時期、貸す時期、
実家の室内、室外の状態など、
様々な条件で、
売り方、貸し方は変わってきます。
空き家の「活用」という言葉が
よく使われますが、
その活用も、
実際に売れるか、貸せるかしないと、
全く意味がないことで、
実際に売る、貸すといった
結果を出すためには、
結果を出すための「戦略」が必要です。
例えば、実家を売るなら、
その実家周辺の売れている家の価格や
どんな人が買っているのか調べ、
それから、
販売価格や広告活動をどうするか考え、
目標とする売却期間内に売れるように、
告知していく、
といった戦略を立てて、
行動、検証、改善をしていきます。
空き家の「活用」と
一般的には漠然と広く使われていますが、
活用するためには、
「戦略」が必要であることを意識して、
実家の活用を
考えていただけたらと思います。