「実家の周りの変化」で活用方法も変わります。
過去最大級の台風が上陸しましたね。
空き家になっている実家も心配ですが、
多くのメディアでも流れているように、
まずは身の安全を確保されるよう、
十分にご注意いただけたらと思います。
現在、ある空き家の売却について、
お話しを進めているのですが、
その中でふと気づいたことがありました。
この空き家の売却は、10年くらい前に、
初めてお会いした方からの依頼なのですが、
実家の売却にあたり、
どんな形で進めていけば良いのか?
とのご相談を今年になってからいただき、
現在その計画を練っています。
売却の理由は、
相続した実家にはもう住まないためですが、
その実家がある場所も、
10年くらい前とはすっかり変わったなぁ、、
とあらためて感じました。
初めてお会いした時は、
まだ依頼者のご両親もご健在で、
ご家族皆様でこれからのことを
話し合っていたのを記憶しています。
その依頼者の家の周りも、
同じような家族構成の人が数件あり、
その方々とも、
いろいろお話しさせていただいていました。
それから10年が経ち、依頼者に相続が発生し、
現在売却のお話をしていますが、
周りの家も同じように相続が発生し、
空き家のまま放置されている家も
いくつか見受けられるようになりました。
以前は人が住んでいたので、
家の手入れもされていましたが、
今は草木が茂り、
道路に大きくはみ出ている家もあります。
草木が茂ることで、
近隣の家に迷惑がかかっているところもあります。
10年ほどの周囲の環境の変化で、
今ご依頼をいただいている空き家の売却方法も
考えなければならないことも出てきました。
売買相場の変化、
家や土地の利用方法、購入される人の世代など、
今進めている売却計画も周辺状況の変化により、
当時イメージしていたものとは変わりました。
もちろん、
行政のまちづくりの計画や
社会情勢の変化も大きな影響はありますが、
周辺環境の変化によって、
実家の活用方法は変わることを実感しています。
あなたの実家の周りは、
家や人の変化はありませんか?
それによって、実家の活用方法も、
考えなければならないこともあります。
実家に帰省したときには、
周囲の変化も気にかけておいてくださいね。