【実家の建物の面積】増築が違反建築になっていませんか?
本日は、実家のデータ3
「建物面積」
について、お伝えします。
建物面積も、土地面積同様、
建物を所有している人なら、
おおよその広さは知っているデータです。
権利書や法務局などでもわかりますし、
手元に設計時の図面があれば、
一目瞭然です。
建物の広さを知ることで、
建ぺい率や容積率といった、
法律の基準にあった建物かどうか、
判断することができます。
特に注意したいのが、
「増築」
しているかどうかです。
家族が増えたり、
二世帯住宅にしたり、
自宅にお店や事務所を構えるために
増築する人は多くいます。
その増築によって、
新築時は法律の基準に合っていたものが、
増築によって、その基準に合わなくなり、
「違反建築」
になっている場合があります。
違反建築になっていると、
売却するときや特定の用途で貸す時に、
大きく影響が出てきます。
特に、売却するときには、
融資がほぼ利用できない不動産になるので、
売却するのに時間がかかりますし、
売却金額も安くなります。
要するに、
増築によって違反建築になるかどうかが、
不動産の価値を
大きく左右するということです。
そのためにも増築した面積を
把握することは大切です。
増築していても
登記していない家も多くありますので、
実際に増築している面積は、
しっかり把握しておきましょう。