「動かない」から、実家は空き家のままなのです。
空き家の実家が増える大きな理由に、
実家が遠方にある、
相談できる人が近くにいない、
といったことがあります。
↓こちらの記事もご参照ください。
【実家が空き家になる理由その①】
〜遠方のふるさとに実家がある。〜
→ http://jikka-akiya.com/?p=848
距離がネックになって十分な時間が取れず、
実家をどうしたら良いか、
悩む方は多いですが、
この距離以上に、
実家を空き家のままにしてしまう
大きな理由があります。
それは、
「急ぐ理由がない」
ことです。
これは実家が遠方であっても、
近くにあっても言えることですが、
実家を空き家のまま持っていても、
現状、特段不都合がなければ、
あえて今何かする必要はないと
考える人が多いのではないでしょうか。
実家が遠方にあるなら、
ただでさえ実家に帰るのに
時間と交通費がかかるわけですから、
なおさら理由がない限り、
何かしようとは思わないでしょう。
ではどんな時であれば、
人は行動するのでしょうか?
よくあるのは、
「所有していることで
不都合がある」時です。
例えば、
何も利用していないのに
固定資産税だけ払い続けるのが
負担になっている。
屋根や壁が落ちそうで、
近々に多額の修理費用が発生する。
実家の周囲から、
草木や建物の管理不十分で
頻繁にクレームがきている。
といったように、
お金がかかったり、
人に迷惑がかかるようなことです。
このようなことが起こらないと
人はなかなか動こうとはしません。
アクションを起こさず、
空き家のまま放置され、
維持管理が悪くなってくると
周囲に迷惑がかかってしまう事態になり、
いわゆる「空き家問題」に発展します。
こういった「空き家問題」に発展する前に、
何かアクションを起こした方が良いのですが、
ではどうしたら良いのか?
次回に続きます↓
◯ゴールからの逆算で実家の活用を考えよう。
http://jikka-akiya.com/?p=1303