空き家の実家が増える理由
先日開催された
相続の専門家ミーティングでは
「空き家の実家が増える理由
とこれからの空き家対策」
について、お話しさせていただきました。
相続現場で
相談や実務を行う人向けではありましたが、
現在空き家の実家を持つ一般の方にも、
そのまま伝えたいメッセージでもあります。
以下にレジュメの内容を記載しますが、
空き家問題の根本につながるものと
考えていますので、
ぜひ自分ごとに置き換えて、
読んでいただければと想います。
◉空き家問題とはそもそも何か?
・管理不十分な空き家で、
周辺の住環境に悪影響が出ること。
・遠方に空き家があると管理が不十分で、
空き家による悪影響や危険が大きくなる。
◉空き家の実家が増える理由
・地方出身者の実家が空き家になり、
そのままにしているケースが
多く見受けられる。
・空き家にしていても、
特段不都合がなく、急ぐ理由がない。
・実家の空き家をどうにかしたくても、
遠くて、実家の地元不動産業者などと、
十分に打ち合わせができない。
・自宅近くで、遠方の実家について、
相談・対応できる人がいない。
◉これからの空き家対策
・売却のほか、賃貸住宅・シェアハウス、
民泊・高齢者施設・コミュニティスペース等、
活用方法は多数考えられるが、
これらは手段である。
・まずは空き家所有者に
動いてもらうことが先決である。
・空き家を活用することで、
自身のライフプランに
どのような影響を与えるか?
・良い影響、悪い影響、それぞれあるが、
空き家所有者にそれに気づいてもらい、
行動を起こしてもらうことが重要。