【順番は間違えないように!】実家を売却するまでのプロセスとは?
今日から
実家の売却のプロセスについて
お伝えして行きます。
不動産の売却は、
その売却方法やプロセスなど、
ネットや各種メディアで、
数多く公開されています。
まずは以下に、私がお伝えしたい、
実家の売却のプロセスを示します。
【実家を売却するまでのプロセス】
1、売却のきっかけ・動機の発生。
2、関係者での話し合い
リーダーの決定。
3、売却の目的の確認。
2、関係者での話し合い
リーダーの決定。
3、売却の目的の確認。
4、売却の決断をする。
5、売却を依頼する
不動産業者を選ぶ。
6、媒介契約(売却を依頼する契約)
・一般媒介
・専任媒介
・専属専任媒介
・専任媒介
・専属専任媒介
7、販売活動
・ネット・チラシなどの広告掲載
・お客様のご案内、など。
・お客様のご案内、など。
8、売買契約
9、契約内容に基づいた手続き。
室内の片付け、建物の解体など。
10、入金・引き渡し
11、売る目的の実行・達成
12、税金の申告
不動産の売却について
ネットやメディアで公開されている
ほとんどの情報は、上記の青字の部分、
つまり、
「売却の手段」についての情報ですが、
実家の売却で一番重要なのは、
売却の手段ではなく、
「きっかけ・動機」であり、
「関係者との話し合い」です。
実家の売却に限りませんが、
何事もことを始めるには、
「きっかけ・動機」があり、
そのきっかけ・動機を解決するために
「目的・目標」を設定し、
その目的・目標を「達成」するために
「アクション」を起こします。
そして、実家の売却の場合は、
親から引き継いだ財産の売却であり、
関わる人が複数人になるのが通常です。
「きっかけ・動機」から
「アクション」まで
自分一人の意思で、全てを決めて、
実行するのは難しいことです。
今は一人っ子の家族が多い時代ですが、
今実家の売却を考えている世代の方は、
複数人の兄弟がいる方が
多いことでしょう。
兄弟がいなくても、
親戚縁者とのつながりも、
少なからず、残っていることでしょう。
今、実家の売却で困っていたり、
相続でトラブルになっているケースは、
まさにこの人間関係に基づく部分です。
こうした周囲の意見を、
無視するわけにもいきませんし、
これからのライフプランを考えていくにも
周りとどう付き合っていくかを
確認しておくことは大変重要です。
その為、
具体的な売却の作業に入る前の
関係者との話し合いには、
十分に時間をかけて、
理解を得る必要があります。
不動産の売却というと、
「いくらで売れるのか?」
のお話になりがちですが、
実家の売却で一番重要なのは、
売却の手段ではなく、
「きっかけ・動機」であり、
「関係者との話し合い」です。
売却の金額や方法はその次の話です。
実際に売却のアクションを起こす
「前段階」が重要ですので、
順番を間違えないように、
お気をつけくださいね。