実家が空き家でも「特に困っていません。。」それが一番、困ります!
実家が空き家になっていても
動機がなければ、
「実家をどうにかしよう!」
とする行動することはありません。
その動機の中でも特に、
周囲から迷惑がかかったり、
家が壊れたりするような、
「困ったこと」
がなければ、動かない人も多いはずです。
現状の生活に満足していて、
特に波風立たせずとも、
安定した、不満のない
生活が送れているなら、
あえて実家を、
どうこうする必要もないでしょう。
しかしながら、
いくら「現在」困ったことがなくても、
何もせず、時が経てば、
必ず「困ったこと」が起こります。
半年や1年くらいの短い期間であれば、
草木は伸び放題で、
周囲に迷惑がかかることもあるでしょう。
5年や10年といった長期間で見れば、
建物の老朽化が進み、設備や部材など、
壊れたり、使えなくなったり
することもあるでしょう。
20年や30年といった期間になれば、
相続が発生して、
身内で揉めたり、税金の負担が発生したり
することもあるでしょう。
要するに、
今は何も困っていなくても、
いずれ「困ること」が、
遅かれ、早かれ、来るということです。
多くの人は、
こうした困ったことが起きてから、
動き始めます。
これはこれで、
大きな動機ですので、
行動するタイミングの選択肢の一つです。
もう一つのタイミングは、
こうした困ったことが起きないように、
何も問題がない今、
「予防・対策」
として行動を起こすことです。
歯医者さんを例に挙げると、
歯が痛くなってから歯医者に行くのと、
歯が痛くならないために
歯医者に行くことの違いです。
歯医者に行くことの違いです。
・近所に迷惑がかからないうちに、
・建物が老朽化して、
壊れていないうちに、
・年をとって、
体が動かなくなる前に、
・老後にお金がかかる前に、
などなど、
建物と人間、両方が「困らない」うちに、
予防・対処する意識を持つことです。
そのためにはどうするか?
少々荒療治的な考えですが、
「何もしなかったら、こうなりますよ!」
といった事例を知ってもらうことです。
例えば、
実際に困っている人がいれば、
話を聞いたり、現場を見させてもらったり、
テレビやネットで、
何もしなかった場合に起こった
ニュースや出来事など、
動画や映像で観たり、
セミナーや勉強会などに参加したり、
などなど、
困った事例に触れる機会は、
たくさんあります。
「困る前に、予防する」
その意識を持てるように、
空き家の情報や現場など、
積極的に触れていき、
「今、行動する」きっかけに
していってたらよいですね。