【実家レンタル】悪質入居者にまき込まれないために。
実家レンタルは3つの柱で成り立っています。
【実家レンタル】とは?
1、売却を前提とした賃貸活用
2、借主負担によるDIY賃貸借
3、期限を定めた定期借家契約
この3つ目の
「期限を定めた定期借家契約」が、
悪質な入居者対策に効果を発揮します。
どういうことか?
日本の賃貸契約では、
「普通賃貸借」と「定期賃貸借」があります。
下記の記事にも書いてありますが、
定期借家契約は、当初定めた期間が来ると、
賃貸契約が終了する契約で、
貸す側から解約できる点が大きなポイントです。
・賃貸契約「普通」と「定期」の決定的な違い
http://jikka-akiya.com/?p=983
例えば、
・ゴミを家の中に目一杯溜め込み、
悪臭や害虫などを発生させる。
・粗暴な態度で、
周囲に住む方に迷惑をかける。
・家賃を払わない。
など、およそ借りる側の不備があっても、
定期借家契約ならば、
期限が来たら貸主から解約ができます。
普通借家契約ですと、
借りる側の権利が強いため、
上記のような借りる側の不備があっても、
貸す側から解約はほぼ難しい状況なのです。
従って、貸す側にとって
好ましくない入居者がいたとしても、
定期借家契約では、
一定期間で退去してもらうことができるので、
悪質な入居者対策には有効なのです。
その他悪質・問題行動のある
入居者対しての具体的な対処方法は、
一般的な賃貸契約と同じです。
ここでは特に触れませんが、
様々なケースで、様々な対処方法が
賃貸アパートやマンションを
経営するオーナー様から
事例として上がっているので、
おおよその問題には
対処方法があるはずです。
少なくとも、
実家が好ましくない人に、
いつまでも居座っていられることは
避けられるので、
安心して実家を貸すことが
できると想います。