【定期借家契約】長期で計画的に、実家を売却できます。
あなたはアパートや賃貸マンションに
どのくらい住んだことがありますか?
学生時代の間、転勤の間、
子供が学校を卒業するまで、などなど、
人によって家を借りている期間は違います。
賃貸契約の多くは2年の契約期間で、
その期間が満了すると
更新してまた2年契約となり、
借りる側が希望すれば、
いつまでも借りていられます。
貸す側としては長く借りてもらえれば、
それだけ長く賃貸収入がある
メリットはありますが、
反面、貸す側の都合で、
借りている人に退去してもらうことができません。
法律上は、正当な理由があれば、
退去してもらうことはできるとありますが、
貸している家が古くなったから、
建て替えしたい、売却したいというのは、
それに当てはまらず、
自分の家なのに思うようにできない、、
といったことも多くあります。
こうした貸す側の悩みを解決する賃貸の形が、
「定期借家契約」です。
定期借家契約は、期限が来ると、
更新することなく賃貸契約が終了します。
借りている人は期限がくると
必ず退去しなければならないので、
前述のような貸す側の悩みはなくなります。
そして、
定期借家契約のもう一つの大きなメリットは、
「長期的な計画」が立てられることです。
例えば、
3年後に息子が転勤から帰ってくるので、
その時期に2世帯住宅へ建て替えよう、
定年までのあと5年は貸して、
そのあとは自分たちで住もう、
子供が大学を卒業する
あと4年は貸して家計を補填し、
卒業したら売却しよう、
といったように、
家族のライフプランに合わせて、
家の使い方を考えることができます。
また、
売却や建て替えも長期的に計画できるので、
戦略的な販売だったり、
計画的なお金の準備もできます。
心理的にも、貸す期間が決まっていれば、
「この期間までなら」と、
気持ちも軽くなることでしょう。
「定期借家契約」で「実家を貸す」ことは、
将来的な売却を見据えた有効な選択肢です。
あなたやご家族の
これからのライフプランとともに、
ぜひ考えてみてくださいね。