【実家レンタル】DIY賃貸借って何?
本日は【実家レンタル】の二つ目の柱、
「借主負担によりDIY賃貸借」
についてお伝えします。
(3回に分けてお伝えします。)
【実家レンタル】
1、売却を前提とした賃貸活用
2、借主負担によるDIY賃貸借
→今日はここ!
3、期限を定めた定期借家契約
まず、「DIY賃貸借」とは何か?
国土交通省発行の
「DIY賃貸借のすすめ」では、
以下のように定義しています。
【DIY賃貸借のすすめ】はこちら↓
https://www.mlit.go.jp/common/001127624.pdf
「工事費用 の負担者が
誰かに関わらず、
借主の意向を反映して
住宅の改修を行うことができる
賃貸借契約やその物件」
またDIYとは
「do it yourself の略語で、
一般的には自らの手で
日曜大工等を行うことですが 、
ここでのD I Y工事とは、
専門業者に頼んで行う
工事も含む」
と記載されています。
簡単にいうと、
「借りる人の
好きなように
リフォームできる
賃貸住宅」
ということです。
従来からの賃貸住宅は、
傷つけたり勝手に改装したりすると、
退去時に原状回復(借りた時の状態に戻す)
の工事を借りた人の負担で行って、
引き払うというのが一般的です。
これは今でも多い賃貸契約の一つですが、
ライフスタイルも多様化し、
インテリアや住宅についての情報も
インターネットで大量に入手できる現在、
自分の好みや必要に応じて
お部屋をアレンジしたいニーズも
多くなってきました。
また2033年には
日本の空き家が総住宅数の3分の1に
迫ろうとしている今、
空き家・空室対策の一つとして、
他物件との差別化のために、
DIY賃貸借を取り入れる物件も
増えてきました。
「実家レンタル」は、
空き家になっている実家(物件)を、
売却を前提として賃貸するので、基本的に
「借りる人の好きなように
してもいいですよ!」
「退去するときは、元通りに
しなくてもいいですよ!」
というスタンスです。
言い換えると、
「いずれ売るのだから、
どう使ってもいいですよ!」
という考えになります。
もちろん、「どう使っても」といっても、
公序良俗に従った一般的な常識のもと、
貸す側の事情や意向等もありますので、
貸し方の詳細は
ケースバイケースにはなりますが、
自分の住む部屋や家を、
好きなようにして住みたい、
利用したいというニーズは、
絶対的にあります。
しかも退去するときに
元どおりにしなくてもいいのであれば、
退去時の費用負担を気にせず、
充実した賃貸ライフを
楽しむことができるので、
住む人にとってもメリットは
大きいでしょう。
さらに一戸建であれば、
好きなようにできる範囲が、
お部屋のみでなく、
外観や敷地内まで広がるので、
アレンジできる幅はより一層広がります。
「空いている実家」だからこそ
できるとも言える「DIY賃貸借」。
有効な空き家活用として、
実家レンタルでは
積極的にDIY賃貸借に
取り組んでいきます。
次回は、
DIY賃貸借の契約内容について、
少し詳しくお伝えしてまいります。