【古い実家の地震のリスク】今一度確認してください。
今日の日経新聞で
老朽化マンションの記事が掲載されていました。
昭和40〜50年代に建てられたマンションは
私も何度か取引しておりますが、
新築でマンションを購入した人が、
そのまま住み続け、
マンションと共に高齢化になっている現実を
リアルに感じています。
阪神淡路大震災で、
被害が深刻化したマンションの9割が
旧耐震基準という事実もあり、
老朽化マンションに住んでいる人の生活に
不安がないよう、支障がないよう、
マンションの耐震対策は急いで欲しいですね。
この耐震対策は、
マンションに限らず一戸建ても同じです。
マンション以上に古い一戸建てが多いので、
むしろ耐震対策が急がれるのは一戸建ての方です。
一戸建ての場合は、マンションと違い、
建て替えが所有者の意思でできますが、
空き家問題として社会問題になっているほど、
古いまま放置されている一戸建ては多くあります。
耐震工事をせずそのまま放置しておくと、
・地震で倒壊するかもしれないリスク
・倒壊で周囲に被害を招くというリスク
があります。
どちらも大きなリスクですが、
被害が拡大し、
地域の生活が困難になることを避けるためには、
被害を自分ごととして考えて、
古い実家を地震による被害から免れる対策を
行う必要があります。
それが売却なのか、賃貸なのか、
建て替えなのか、その他なのかは、
これからのライフプランによります。
いずれにしても、
古い実家を何もせず、放置しておくことは、
地震のリスクを回避することからも
避けたいところです。
自分の実家の事だけではなく、
周囲にも被害が及ぶかもしれない、
そんな意識を持って、
これからの実家のことを考えてみてくださいね。