【空き家モデルハウス】実家の「地震対策」確認したことありますか?
昨日オープンしました空き家モデルハウス、
youtube動画はみていただけましたでしょうか?
こちらです↓
この空き家モデルハウスの最大の特徴は
「工事中」というところです。
上記の動画には、
室内の様子を紹介しておりますが、
壁が剥がされ、壁の中が見えています。
壁の中を見る機会は
あまりないと思いますので、
昔の家の壁の中がどうなっているのか?
それを確認できる場所として、
このモデルハウスを
ご活用いただけたらと思います。
まず注目してほしいのは、
耐震リフォームの状況です。
壁の中に、
✖で木が打ち付けられている箇所が
ありますよね。
古い学校や庁舎などの外側に、
鉄筋が✖に打ち付けられているところを
見たことはありませんか?
それと同じで、
これは耐震工事の一つで、地震の時に、
家を揺れにくくするために行うものです。
縦に柱があるだけよりも、
斜めにも木があることで、
家は横揺れしにくくなります。
建築のことは分からなくても、
イメージとして理解できることかと思います。
この家には、
この斜めの木が最初入っていなかったので、
壁を剥がして、
斜めの木を打ちつける工事をしたわけです。
この家は築44年経っていますが、
昔はこうした耐震工事がされていない家も
多くあることでしょう。
昔だから耐震のことは、
全く考えていないということではありません。
建築基準法という法律は
昭和25年に制定されており、
建物を建てるときの構造や設備など、
最低限の基準は規定されています。
建築の許可は規定通りとって、
実際は許可を受けた建物とは
違うものを建てたケースも多くあります。
このモデルハウスも
そのような家の一つですが、
何故、そうなったのかはわかりません。
少なくともこの家は、
耐震工事がなされていなかったので、
この家のオーナーが安心して住めるようにと、
リフォーム工事を行ったという経緯です。
あなたの実家は、耐震工事されていますか?
耐震工事の方法はいくつかありますが、
自分の実家の耐震工事がどうなっているのか?
これを機会に、
工務店や建築の専門家に
確認してもらうといいですね。