【実家の売却】誰が売却活動の「窓口」になりますか?
実家の売却の多くは、
不動産業者に依頼して進めることになります。
所有者の意思や意向を確認し、
実家の立地や状況も踏まえながら、
売却価格や売却方法について
提案やアドバイスをもらいながら、
売却活動をしていきます。
不動産業者に売却を依頼する際、
売る側として確認しておきたいことが、
「誰が窓口で売却活動を進めるか?」
ということです。
例えば、
実家を3人の兄妹が相続したとします。
3人とも実家の売却には異論はありませんが、
3人がそれぞれ不動産業者に相談して、
それぞれが違う価格や条件を提案され、
売却活動を進めたとしたらどうでしょうか?
売る側の意見がまとまっていないので、
3人のうちの誰かが依頼した不動産業者で
話がまとまりそうでも、
結局売却には至らないことでしょう。
不動産業者に正式に依頼しないまでも、
このようなケースは多くあります。
そうならないためにも
売る側としても窓口は一本化した方が良いです。
もっとも、
売却の依頼を受ける不動産会社も、
所有者の意向は確認しますし、
売買契約の際も
所有者全員の意思確認は必要ですから
知らないうちに、
勝手に売却されてしまうことはありません
とはいえ、
誰が窓口になって売却活動を進めるかは
大切なことです。
もし窓口が決まらないのであれば、
依頼したり相談する不動産業者に
関係者全員で都度対応するのも一案ですが、
関係者の人数が多い場合は、
それぞれのスケジュールを合わせたり、
都度話し合いをするのも大変です。
売却条件を関係者で事前に決めた上で、
窓口となる人が不動産業者と連絡を取り合い
売却活動を進めていく方が、
売る側にとっても、
売却活動を行う不動産業者にとっても
スムースです。
誰が窓口になって売却活動を進めるのか?
実家の売却を関係者で相談される際には、
ぜひ検討されてくださいね。