お隣に越境しているものありませんか?
土地を売るときに
気をつけなければならないことに、
「越境」があります。
越境とは、
隣地との境界を超えたものがあるかどうか?
ということですが、
隣地へ越えているもの、
隣地から越えられているもの、
の両方があります。
具体的な例としては、
植木、電線、隣の家の屋根、
テレビアンテナ、水道、下水
といったものがあります。
その地域での昔からの生活習慣で、
今の状態になってしまったり、
周辺の事情で、
境界の位置が変わってしまったり、
越境している理由も様々です。
どんな理由にせよ、
土地や建物を売る時には、
越境物の確認は必要になりますし、
土地や建物を売るとき、
買い手からの購入条件として、
越境を解消することも多くあります
越境の解消で、まずすべきことは、
隣地の人との話し合いです。
ここでお互いが納得しないと、
越境の解消は進みません。
越境解消の話が進まないと、
土地や家を売りたくても売れない、
なんてことも十分にあり得ます。
隣地との間に越境物があるなら、
今から隣地の人と話して、
将来の売却に支障が出ないように
しておいた方が良いです。
植木などは枝を切ったりすれば、
越境はすぐ解消されますが、
電線などは工事を伴うため
売却のスケジュールに間に合うように、
準備が必要になります。
将来、実家を売却するときに、
越境物で実家が売れない!
ということがないように、
今一度、確認してみてくださいね。