【55歳での働き方の選択】これからのライフプランは、実家のことも考えてください。
昨日は
毎月定例のトークライブセッションの
開催日でした。
各専門のファイナンシャルプランナーが
各分野の知識・経験をもとに、
ご相談者のお金のお悩みに
アドバイスをさせていただきました。
今回は、55歳男性からのご相談で、
早期退職して新たな人生を踏み出すか?
それとも
給与ダウンでも今の会社で勤め上げるか?
がテーマでした。
現状の収入と支出から、
早期退職した場合と給与ダウンの場合で、
家計の収支計算を行い、
どんなライフプランの選択があるのか?
各分野のファイナンシャルプランナーから
様々な意見や提案が出ましたね。
私は主に住宅ローンの支払い計画から
アドバイスさせていただきましたが、
実家を相続した時のことについても、
触れさせていただきました。
相続した実家を売るとなれば、
家計上は臨時収入や一時収入、
貸せば一定期間の定期収入になります。
また売れない、貸せないで、
実家を保有、解体するとなると、
メンテナンスや解体費用が発生し、
家計上は臨時支出に該当します。
実家を売れば何千万、何百万単位、
解体すれば何十万単位のお話ですから、
ライフプランで考える金額としては、
決して少ない金額ではありません。
親の財産をあてにするようで、
気が引けると考える人もいるでしょうが、
財産の有る無しに関わらず、
相続は必ず誰にも関わってきます。
55歳という年齢であれば、
親が高齢、または他界されている人も
多いでしょうから、
むしろ相続のことを考えない方が、
無計画とも言えるのではないでしょうか?
自身のライフプランを
自身や家族の収入だけで考えることも
検討方法の一つですが、
相続や実家のこれからのことは、
それほど遠くない時に訪れる
大きなライフイベントです。
55歳での働き方の選択は、
とても重要で悩ましいことですが、
この世代に起こりうる、
ライフイベントも踏まえて、
ライフプランは考えていきたいですね。