【空き家の税金 その4】空き家になるまで、住んでいましたか?
空き家を売った時の税金特例は、
その売ろうとしている空き家に、
住んでいた人にも条件があります。
具体的には、
空き家になる直前まで
被相続人が住んでいた、
ということですが、
わかりやすい例を挙げると、
相続が発生するまで、
実家にずっと親が住んでいた、
などが当てはまります。
逆に、
貸していた家が空き家になったとか、
別荘などの一時的にしか利用しない家や、
相続などで、
空き家になる理由が発生しない家は、
対象外ということです。
主に特例の対象になるケースは、
実家で親が最期を迎えた場合が、
およそ当てはまるでしょう。
高齢による老衰、病気のほか、
今のコロナ禍ですと、
自宅療養中からということもあり得ます。
相続で空き家になってしまうのが、
空き家が増える最も大きな要因です。
時代によって相続の理由も様々ですが、
まずは、
空き家を売った時の税金の特例が
使えるケースとして、
留めていただければと思います。
詳細は以下をご確認ください。
◉空き家の発生を抑制するための特例措置
(空き家譲渡の3000万円特別控除)
について
※国土交通省HPより
◉被相続人の居住用財産(空き家)
を売ったときの特例
※国税庁HPより