「実家を売る」と決めるための、2つの大切な判断基準とは?
コロナ禍で実家を「売る」場合の
メリット・デメリットをみてきました。
利用しないなら、
売ってお金に変えた方がいいというのは、
誰しも思うことであり、
希望条件で売れるなら、
なおさら良い選択になります。
ただ、そうは言っても、
なかなか売れないエリアだったり、
かなり安くないと売れない家だったり
といったことも、よくあるお話です
無理して売らなくてもいい、
安くても売れる時に売っておいた方がいい、
希望条件で売れるまで待ち続ける、など、
人それぞれ、
さまざまな考え方があるでしょう
ではそんな場合、
売るかどうかの判断は
どうしたら良いのでしょうか?
その判断基準は、以下の二つに分かれます。
◉実家にかかわる
諸問題から解放されたいのか?
◉実家を活用して
心豊かな人生を創りたいのか?
周囲に迷惑をかけたくなかったり、
維持管理から解放されたいことが目的なら、
金額の問題でなく、売れる金額と条件で、
早々に売却した方が良いでしょう。
(苦痛から逃れたい、問題解決型の売却)
将来かかるであろう教育費や老後費用、
または自身の夢の実現など、
心豊かなライフプランを描くことが目的なら、
今は売れなくても
戦略的に売却の時期や金額を考えて、
実家を活用していく方法を
探っていった方が良いでしょう。
(快適さを求めたい、未来創造型の売却)
要するに、
実家を資産と見るのか?負債と見るのか?
それによって、
売る方法や時期も大きく変わってきます。
私の持論でもありますが、
日本の不動産は必ず売れます。
必ずというのは、
時期や価格・条件など折り合う時が
必ずあるという意味ですが、
「なかなか売れない」というのは、
「まだ購入される人に巡り合っていない」
ということです。
半年後なのか、1年後なのか、
5年後なのか、30年後なのか、
時が経てば、いつかは売れます。
実家を売ることを考える際は、
「いくらで売れるのか?」よりも、
「何のために売るのか?」
を優先して考えてみてください。
これはコロナ禍であっても、
なくても同じことです。
今まで気付かなかったことが見えて、
人生にプラスとなる売り方も
考えられるかもしれませんよ!