【実家の賃貸】壊れ、腐朽していても、借りる人はいます。
私は、一般的に売りづらい実家を、
「売れなかったら、貸しませんか?」
とご提案していますが、
その中には、
壊れて、腐朽しているような家も
多くあります。
こうした家は、
修理や維持費もかかるし、
周囲にも迷惑がかかる、
ということで、
解体して利用してもらうことを見込んで、
売却するケースが多いですが、
需要がなかったり、遠方すぎたりして、
「売るに売れない」
ことも多くあるケースです。
そんな壊れて、腐朽している家を
「売れなかったら、貸しませんか?」
といっても、貸せるわけない!と
思う人も多くいます。
しかしながら、そのような、
壊れそうで、腐朽している家でも、
「借りたい!」という人はいます。
例をあげるなら、
建築リフォームの関係者は、
古かったり、壊れていたりしても、
ニーズはありますね。
そもそも、
家の内外を修理したりリフォームするのが
シゴトなわけですから、
壊れた家を直して利用することは
自分でできますよね。
そして、
借りた場所を事務所以外にも、
倉庫や作業場として利用できるので、
逆に綺麗すぎたりする場所は、
好まれないかもしれません。
また、リフォーム事例として、
壊れたり、腐朽している場所を修理し、
ビフォー・アフターの現場を
顧客にアピールすることもできます。
それなら自分の好きにできるように、
買ったら良いのでは?
と思うかもしれませんが
事業として利用するなら、
「買う」よりは「借りる」なのです。
買うとなると、
初期投資費用も大きくなりますし、
社会情勢や時代の変化で、
今の事業を何年続けられるか?という
不安や未確定事項もありますから、
やはり事業として利用するなら、
「借りる」選択肢になるのです。
だから、
「売れなければ、貸しませんか?」
が成立するのです。
よく「売れないよ」とか「無理!」とか、
決めつけてかかる人を見かけますが、
売るにしても、貸すにしても、
「ひとり」いれば良いのです。
100人も200人も必要はありません。
日本全国、さらには、世界全体で見れば、
壊れていても、腐朽していても、
必要としている人はいます。
自分の実家が、古くて、壊れて、腐朽して、
売るに売れないと思っているなら
「売れなければ、貸しませんか?」
のスタンスを、ぜひ考えてみてくださいね。