【阪神淡路大震災から26年】空き家対策の使命を見直しました。
今日で阪神淡路大震災から
26年が経ちました。
家が倒壊し、高速道路が崩れ、
火災が起きていたあの悲惨な光景は、
テレビでみていた私も、
未だに脳裏に焼き付いています。
この時から、耐震についての意識が、
各方面でそれまで以上に、
重視されるようになってきました。
築40年以上経つような古い空き家は、
行政や周辺住民から、
安全のために対策を迫られていますが、
賃貸住宅や別荘などに使われておらず、
売る予定もない「その他の空き家」の数は
阪神大震災が発生した頃に比べ、
2倍以上に増えてきました↓
◉空き家対策について(令和元年5月)
※国土交通省HPより
地震災害対策のためにも、
耐震性に劣る空き家を減らすべく、
壊したり、耐震リフォームしたりと、
行政や民間事業者で動いていますが、
増え続ける空き家を全て、
地震対策することは
今もこれからも難しいでしょう。
そうでであれば、
せめて人が住む、利用するなどして、
メンテナンスを少しずつでも行ったり、
不具合に早めに気づくなどして、
地震災害を未然に防げる環境づくりが
大切になってくるのではないでしょうか?
家は住んだり、使ったりしていないと、
老朽化するのが早いとよく言われますが、
建物を使い、老朽化を遅らせることも、
建物を倒れにくくする一つの手段です。
空き家の活用は、
地震災害を減らすことにもつながる、
その空き家対策の目的・使命を
あらためて想いなおし、
実家の空き家対策に
取り組んでいきたいと思います。