【空き家を売るときの税金】古い実家をそのまま売っても、税金の特例にはなりません。
先日、空き家を売却するときには、
税金に特例があることをお伝えしました↓
【空き家の売る時の税金】
3年過ぎたら特例は使えません。
「空き家の譲渡所得の
3000万円特別控除」
というもので、簡単にいうと、
空き家を売却して、利益が出たら場合、
3000万円までは税金はかかりませんよ、
という内容です。
空き家の活用を考えるにあたって、
よく出てくる内容で、
空き家活用の選択肢を検討するときにも
大きく関わってきます。
この特例は、
空き家を壊して売る場合か、
耐震リフォームをして売る場合
に適用されます。
古い空き家を、
そのまま家が建っているまま売っても
税金の特例の対象になりません。
なぜなら、この特例は、
空き家の発生を抑制することが目的であり、
利用しない空き家、危険な空き家を
無くす、減らすためだからです。
なので、
迷惑になりそうな空き家、
危険になりそうな空き家を
そのまま、
誰かに売っても意味はありません。
確実に、
空き家を無くしてから、
耐震性を確保してから、
が特例の対象になります。
こうした状態にして、
相続してから3年以内かつ、
2023年12月31日までに
売却すると税金の特例が利用できます。
実家を壊す、
実家をリフォームする
実家を売る、
の選択肢を考えられるようでしたら、
この特例が利用できるかどうかも、
決める材料にしてくださいね。
特例の詳細はこちらをご確認ください↓
◉空き家の発生を抑制するための特例措置
(空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除)
について
※国土交通省HPより