【歴史まちづくり計画】伝え残すべき街のために、空き家の実家で何ができるのか?
昨日、国土交通省から、新潟県佐渡市など、
歴史まちづくり計画の認定式開催について、
発表がありました。
◉新潟県佐渡市、長崎県長崎市、熊本県熊本市の
歴史まちづくり計画の認定式を開催
~小林政務官より各市長に認定証を交付します~
◉歴史街づくり
地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律
※いずれも国土交通省HPより
歴史まちづくり計画とは、簡単にいうと、
歴史的な文化や生活がある地域について、
地域そのものを資産として捉え、
その地域の維持向上、地域活性化、
歴史・伝統文化の保存等を支援していく
というものです。
全国に現在83の地域があり、
現在販売している土地がある新潟県佐渡市も、
今年3月に認定されました。
こうした歴史や文化を受け継いで、
生活している地域は、
日本全国に多くありますよね。
しかしながら、少子高齢化や人口流出などで、
そうした貴重な歴史や文化を
後世に伝えることにも、
大きな課題や問題が起こっています。
受け継がれてきた歴史・文化・伝統を
後世に引き継ぐために、
空き家の実家を生かすことはできないのか?
昨日のメルマガにもリンクしますが、
自分のためだけでなく、
地域のために考えることで
必要とされる空き家や空き地の活用方法は
見えてくるもあるでしょう。
また、この歴史まちづくり計画のように、
今は広く知られていない地域でも、
これから歴史や文化が認められて、
注目される地域になることも十分にあり得ます。
そうなれば、今まで考えられなかった
空き家や空き地の使い方も
出てくることはあるでしょう。
売れない、貸せないと断言する人を、
よく見かけますが、
今の状況や近い未来のことだけで、
空き家活用を考えず、
その地域の歴史的な背景や生活も理解して、
後世につなげられる空き家の実家の活用も、
考えていきたいものですね。