【空き家バンク注目】行政も空き家の動きをリアルに感じています。
昨日の都道府県地価調査の発表を受けて、
各メディアで、注目地域の今の状況を
伝えていましたね。
おなじみの日本最高の価格地点である
銀座明治屋前の様子をはじめ、
東京圏で最大の上昇率(変動率)となった
埼玉県川口市も取り上げられていました。
その中でも、
私が最も注目していたのは、
東京都の奥多摩町の様子です。
緊急事態宣言後の
空き家バンクへの問い合わせが、
月間200件以上と、
今までにない問い合わせ数が来ているとの、
担当者のコメントが報道されていました。
奥多摩は私も昔から馴染みのある場所ですが、
キャンプやドライブで行くイメージしか
ありませんでした。
空き家が問題になってきて、
奥多摩町では早くから空き家対策に取り組まれ、
注目されていましたが、
ここにきて、さらに脚光を浴びている感じです。
テレワークや巣ごもり需要といった、
生活の変化のほか、
新型コロナウイルスの影響による
解雇や雇い止めにより、
住居を移動せざるを得ない方も
多くなっています。
そんな今のニーズに、
地方部や郊外の空き家は、
注目されているのでしょう。
おそらく、
このような空き家バンクへの注目は、
他のエリアでも少なからず、
起こっていると思われます。
それは私も、
ご相談者や仲間との会話の中で
肌感覚で理解できます。
今、空き家の動きは、
新型コロナウイルスの影響により、
大きく変わってきています。
空き家の実家の活用を考えるなら、
今はいい時期に来ていると思われるので、
一度しっかり考えてみるといいですね。