実家が売れない「3つの理由」
「実家の売却に困る」
ということは、
「実家が売れない」
ということ。
「実家が売れない」
↓
「実家を空き家のまま放置」
↓
「住環境や防犯面など、周囲に迷惑がかかる。」
といった具合に、
「売れない」ということは、
日本の社会問題となっている
「空き家問題」
に直結する大きな理由の一つです。
では、なぜ実家が売れないのか?
実家が売れない理由を、
大きく3つに分けてみました。
◉人的理由
・遠方で、売却手続きが億劫。
・どうやって売却したら良いか分からない。
・売却の相談をできる人がいない。
・片付けが終わらない。
・十分な販売活動ができていない。
・相続手続きが終わっていない。
・売却しても、借金が返済できない 等々。
◉物理的理由
・古すぎる。
・駅から遠い。
・広すぎる。
・不具合や欠点(瑕疵)がある。
・周辺相場より高い。
・需要が少ないエリア。
・隣との境界線が不明。 等々。
◉法令的理由
・建て替えができない。
・建築の基準に合った道路に面していない。
・田や畑などの農地を持っている。
・新築住宅が建てられないエリアである。 等々。
いずれの理由も
決して特別なことでなく、
都心、郊外を問わず、
多く見受けらる事柄です。
何事も問題の解決策を練るには、
問題の原因を理解することから始まります。
次回からはこれらの
「売れない理由」を私なりに
紐解いていきたいと思います。