【緊急事態宣言解除後3ヶ月】住宅は売れている様子ですが。。
緊急事態宣言が解除され、
本日でちょうど3ヶ月となりました。
緊急事態宣言による、
外出自粛や営業自粛が効果を表し、
全国的に感染者数が減り、
経済活動の再開が始まりました。
その後の3ヶ月は
あなたも肌身で感じているように、
経済活動の再開とともに感染者数は増え、
今年の夏は帰省自粛、
いくつかの自治体で緊急事態宣言を出すなど、
想定されていた第2波の影響が出てきました。
とはいうものの、時間が経つにつれ、
新しい日常が浸透し、
感染対策も少しづつ進んできました。
新型コロナウイルスの収束は
まだまだ見えませんが、
行政への感染・経済対策を期待するとともに、
私たち自身もコロナと共存する生活を
ポジティブに捉えて、
過ごしていければと想っています。
さてそんな中、先日ある金融機関に、
住宅ローンの相談に行ってまいりました。
ビジネスパートナーより、
子供の学区内で一戸建てを購入したい、
との要望があり、
それにあたり、
どのくらい住宅ローンが借りられるのか?
金融機関に様子を聞いてきました。
諸々確認事項があったので、
ある程度の借入金額の目安をお聞きして、
相談は終わりましたが、
帰り際、
担当者に最近の住宅ローンの状況を
少し聞いてみました。
その担当者の話によると、
緊急事態宣言解除後、
住宅ローンの申し込みが多くなり、
この8月は例年になく、
忙しくなっているとのことでした。
実際に融資をしている件数も多いようで、
コロナ禍においても、動く人は動くのだと、
あらためて感じました。
以前に仲間の不動産業者が、
今住宅は売れているよ!と言っていましたが、
物件を売る側と
融資をする側が同じ意見となり、
今の住宅販売事情の信憑性が高まりました。
反面、
あるファイナンシャルプランナーの
ビジネスパートナーからは、
今の住宅販売会社は、
在庫一掃に力を入れていて、
新しい物件の企画はしていない
とのお話もありました。
先月、相続したアパートを売却した友人も、
売却先のハウスメーカーから、
「全然先が読めない」と、
ややネガティブな意見を聞いたそうです。
話を総合すると、今住宅が売れているのは、
緊急事態宣言付近で売れなかった在庫の処分
のように感じます。
例年これからの時期は、
年末年始の引っ越しに合わせて、
住宅を購入される方は多くなりますが、
在庫が一掃された後のこれからの動きが、
コロナ禍での今の住宅販売事情を
浮き立たせることかと思います。
最も話を伺った金融機関は首都圏なので、
全国事情を表したものではありません。
しかしながら、
人口も、感染者数も最も多い東京での、
住宅の動き、人の動きは、
全国の不動産事情にも少なからず影響します。
実家の空き家対策を考える上でも、
これから年末に向けての東京の住宅の動きは
注目していきたいところですね。