【融資の現状】実家を売ろうとしている人も知っておいてください。
先日、古くから付き合いのある、
投資用不動産を販売する会社の方と
話す機会がありました。
4〜5年前までは、
一緒にセミナーをしたりして、
情報交換も頻繁にしていたのですが、
この数年、
当社事務所の移動や担当者の変更などで、
しばらくお会いできていませんでした。
新型コロナウイルスにより、
日本をはじめ、世界の経済が、
危機的な状況になっている中、
「緊急事態宣言が明けて、
今、不動産投資はどうなの?」
と率直に聞いてみました。
その方の印象としては、
「今は投資用不動産は、
良くも悪くも動いている」
というお話でした。
やはり経済が急激に落ち込んで、
回復までに時間が相当かかると
見込む人が多く、
所有する1Rマンションなどを売って、
手元に現金を残したい人が
多く見受けられるとのことでした。
反面、
資金繰りの都合上、安くてもいいから、
早く売って現金化したい人も多く、
条件が良くて、割安な物件が
多く売りに出ている状況でもあり、
資金がある人や
融資を受けられる人にとっては、
今は買い時というお話でした。
また融資をする金融機関は、
コロナ前に比べ、格段と審査が厳しくなり、
収入や資産の基準など、
かなりシビアにチェックするため、
投資用不動産を購入するのに、
融資を利用できる人は限られてきている
とのことでした。
簡単にいうと、金融機関も、
より収入や資産がたくさんある人を
選んで融資している、
ということです。
これは投資用不動産に限らず、
マイホーム購入でも、
融資を受けられる人は、
厳選されていることでしょう。
金融機関は、どんな物件であれ、
貸し倒れはしたくありませんから、
より確実に返済してくれる方に
融資先を選びます。
そして、そうした
厳しい金融機関の審査を通過した方々は、
購入する不動産を選ぶ目線も厳しいです。
物件の状況をしっかり把握して、
その物件の良い点、悪い点を
しっかり伝えられないと、
購入する人の目に止まりません。
つまり、売る側も、
ただなんとなくでは売れない、
ということです。
これは、
古い実家を売却する時にも
当てはまることです。
では、
具体的にどういった物件であれば、
今この時期に融資を受けられるような人の
目にとまるのでしょうか?
続きは、明日お伝えしますね。