「緊急事態宣言」によって、空き家が利用されるかもしれません。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、
一昨日、「緊急事態宣言」が発令できる
改正法が成立しました。
新型インフルエンザ対策特別措置法
の対象に、
新型コロナウイルス感染症を
追加するという法律の改正です。
簡単にいうと、
新型コロナウイルスの感染が
急速に拡大したとき、
「緊急事態宣言」
が発令できるようになった
ということです。
この改正法により、
緊急事態宣言が発令された時には、
感染拡大を抑制するための
必要な措置が取れるようになりました。
その措置の中には、
不動産に関わることもあります。
具体的には、
国が臨時の医療施設を
開設できるようになったわけですが、
その際、
必要な土地や建物の利用で、
所有者の同意が得られない場合には、
行政(都道府県)によって、
強制的な手続き(収容)が、
できるようになりました。
逆を言えば、
国が臨時の医療施設を開設する際、
必要な空き家や空き地を
求められれば、
提供できるとも解釈できます。
世界各国で非常事態宣言が出される
新型コロナウイルスの感染拡大は、
もう、誰が、いつ感染しても、
おかしくない状況になってきました。
ことは私たちの命に関わる事態です。
今回の改正法には、人それぞれ、
様々な意見や不安もあるでしょうが、
強制的な命令で、
無理やり利用されるのではなく、
利用を求められたときには、
一国民として、協力したいところです。
私たち一人一人が
できることを考え、行動し
一刻も早く、
新型コロナウイルスが収束することを、
切に願っています。