【定期借家契約】築40年超の実家の再契約が近づいてきました。
オリンピックイヤー初月の1月も
あっという間に過ぎましたね。
あなたの2020年のスタートは
いかがでしたか?
これから受験や辞令など、
年度替わりの人の異動が本格的になります。
家や部屋を探す人が
一番多い時期になりますので、
不動産も一年の中で最も動く時期です。
そんな時期ですが、
私が管理している築40年超の一戸建ても、
再契約の時期が近づいてきました。
定期借家契約で貸している家ですが、
期間が満了すると契約は終了となるため、
再契約の手続きになります。
この定期借家契約は、
長期的な実家の売却を考えている人には、
とても都合の良い賃貸方法です。
例えば、
実家を5年後に売ろうと思っていて、
その間だけ貸したいといった場合、
5年間の定期借家契約にすることによって、
5年後確実に賃貸契約が終了します。
更新はありません。
家を貸しても、返してもらえないかも。。
といった不安はなくなり、
長期間での実家の賃貸・売却の計画を
立てることができます。
また、契約期間が終了しても、
再契約することは可能です。
引き続き貸したい場合は、
新規の定期借家契約を結び直すことで、
今まで入居していた人に
そのまま入居し続けてもらうことができます。
逆に、
賃貸契約を契約通り終了させたい場合は、
契約期間満了前(1年〜半年前)に、
「賃貸期間が満了したら
賃貸契約は終了」
することを、貸す側から借りる側に
伝えなければなりません。
こうした手続きで、
実家を貸す期間がコントロールできるので、
ライフプランに合わせて、
長期的に実家の売却をすることができます。
私が管理する一戸建ても、
その再契約の手続きが近づいてきたので、
これから準備に取り掛かってまいります。
空き家で困っていると、
世の中では社会問題になっていますが、
こうして築40年を超えても、
人の役に立てる実家を、
建ててくれた親には感謝して、
豊かな人生を創るために
実家を活用していきたいものですね。