築40年以上の空き家の相談が多い理由

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今年に入ってから、
障がい者グループホーム開設の
ご相談を多くいただいています。
 
 
 
私が実家の空き家の活用として、
それを提案しているので、
お声をかけていただくのですが、
 
身内に障がい者がいる立場としては、
障がいを持った人が住める場所を
考えてくれることは、喜ばしく感じます。
 
 
 
先日実家の空き家活用を
ご相談させてただいた方も、
 
高齢者や障がい者など、
福祉での活用を希望されていて、
 
少しずつではありますが、
障がい者グループホームへの理解も
広がっていると感じています。
 
 
 
しかしながら、
障がい者グループホームへ活用するには、
条件が合わない空き家が多いのも現実です。
 
 
その中で最も多い理由が、
 
新耐震基準を満たしていない
 
というもので、もっと具体的には
 
昭和56年6月1日以降に
建築確認を取得していない
 
ということです。
 
 
 
この基準に合う家は、
 
昭和57年以降に新築した一戸建て
 
が一つの目安になりますが、
 
昭和57年というと、築37年の家です。
 
 
 
築37年というと、
かなり古いイメージがしますが、
 
空き家の相談で多いのは、
昭和40年代に建てられた家です。
 
 
 
これは私たち世代に代表されるように、
 
子供がどんどん増えた時代に家が建ち、
今、その子供世代がアラフィフ世代になり、
 
相続の現場に直面しているためと
考えられます。
 
 
 
逆にいうと、
昭和57年以降に新築された家は、
 
親もまだまだ元気で、
その子供もまだ40歳手前ですので、
 
まだ、相続の話が少なく、
空き家で困っている人が少ないとも
言えるでしょう。
 
 
 
 
行政は建物の安全上、
新耐震基準を求めますが、
 
空き家で困っている家と
行政が求める空き家の現実とは、
ギャップがあるということです。
 
 
 
もちろん新耐震基準に合うように
耐震工事をすれば良いのですが、
 
費用がかかるお話ですので、
簡単に進められる事ではありません。
 
 
 
行政が求める耐震基準に合わない建物を
どうやって活かすか?
 
今の空き家対策の大きな課題として、
考えるところですね。