来年、実家を「貸したい」なら、年内準備は必須です。
昨日は
来年、実家を売却するなら、
ぜひ年内にやっておきたいことについて、
をお伝えしました。
では、来年、実家を「貸したい」なら、
年内に何をしておけば良いでしょうか?
不動産賃貸市場は、
年度替わりの3月に向けて、
年が明けたらすぐ繁忙期に入ります。
東京オリンピック・パラリンピック
という一大イベントもあるので、
売却よりもスピードアップして、
準備は進める必要はあるでしょう。
都市部やその周辺であれば、
転勤先に合わせた入居先を探す、
ファミリーやディンクスが入居者層になります。
辞令が出て、すぐに住める場所を探す、
といった感じでしょうか。
「すぐに住める」ということは、
人が住める「きれい」な状態である
必要があります。
掃除やリフォームなど、
何も手を入れていなかったり、
家の中が片付いていなかったりすると、
タイミングを逃してしまうことになります。
このブログでお伝えしている、
DIY型賃貸借で貸し出すとしても、
募集時には、一定の清掃と片付けをして、
内覧者を気持ちよくお迎えする、
良いイメージを作っておきたいところです。
地方部や
都市部とのアクセスが遠い場所であれば、
転勤需要は都市部ほど多くはないですが、
それでも、年度がわりのタイミングで、
ライフスタイルを変えて、
移住を考える人もいるので、
都市部と同様の準備は必要です。
シゴト上、引っ越してくる人よりも、
その地域に住みたくてくる人が多いので、
実家があるエリアの魅力や生活情報などを
しっかりまとめておいて、
入居希望者へ伝えられるように、
準備しておくといいですね。
DIY型賃貸借で貸すのであれば、
借りる人は、じっくり時間をかけて、
想い通りのライフスタイルや住まいを
創っていきますから、
借りる人の想いを形にする、
そんな準備ができるといいですね。
来年から実家を賃貸するには、
売却同様に、年内中に、
賃貸相場の確認や不動産業者などへの相談も
必要ですが、
売却以上に、スピードは大切です。
東京オリ・パラにかかわらず、
1月からは例年、賃貸繁忙期になるので、
この時期を逃すわけにはいきません。
年末年始の慌ただしい時期ではありますが、
来年、実家の賃貸を考えているようであれば、
掃除・片付け、エリア情報のまとめ、
不動産業者や専門家への相談など
は、ぜひ年内にやっておいてくださいね。