6年間売れない土地
栃木県日光市の土地を見に行った帰り、
近くの不動産業者に立ち寄ってきました。
15年くらい来なかった間に、
駅前が整備されたようで、
比較的新しい感じの駅周りにある
地元の不動産業者を尋ねました。
お店に入る前に外に置いてあった
周辺の不動産情報を手に取ったところ、
身内の土地がある場所の近くに
今販売している土地の情報がありました。
約400㎡(約120坪)の広さで、
販売価格100万円という土地。
現地周辺の状況を先に見てきましたが、
この数年で道路も整備され、
近くにスーパーやコンビニができ、
少なくとも15年前よりは、
便利になったようには感じます。
とはいえ、
広告に乗っていた土地や身内の土地の周りは
数件の家は建っているものの、
手入れもされていないような空き地が
多くある場所です。
恐る恐る周辺の相場や販売状況など
聞いてみたところ、
開口一番「売れないですね。。」のお言葉。
しかも広告に載っていた
100万円の土地は6年間売れていないし、
問い合わせもない状況とのこと。
そのほかにも、
5年くらい売れていない土地は何件もあり、
なかなか売れる見込みはないとのことでした。
これからの街の状況など、
いろいろ聞いてみましたが、
いろいろ聞いてみましたが、
水道や下水、道路の整備など、
一定の予定はあるものの、
一定の予定はあるものの、
建物が建っていないと、
なかなか整備も進まないようで、
身内の土地がある周辺の土地は
なかなか売れないだろうとのことでした。
この不動産業者さんがいうことは、
私もシゴト柄、よく理解はできます。
売れないだろう。。
との予測はしていましたが、
私がもっと気になったのは、
この不動産業者は
6年間何をやっていたのだろうか?
ということです。
街の状況は進まないながらも、
この6年を振り返ってみると、
様々なメディアで、
広くの情報発信ができるようになりました。
SNSの普及で、街の状況だけでなく、
自分の考えやアイデアも
広く情報発信できる時代になりました。
不動産が地域の状況に左右されるのは
止むを得ないですが、
今は情報の発信力も重要だと
私は考えています。
私は考えています。
伺った不動産業者さんも、
地元で堅実にしっかりやられているのは、
お店の雰囲気や
接客いただいた方の人柄からも十分わかります。
地元をよく知っているからこそ、
売れる場所、売れない場所を
判断できるのは、大変心強いですが、
さらに一歩踏み込んで、
どうしたら売れるのか?も
アドバイスいただけるとありがたいなぁ、
と思いました。
とはいえ、この地域に
需要がそれほどないというのは事実です。
時間がかかるとは思いますが、
地元の堅実な不動産業者さんと連携しながら、
これから相続する身内の土地の売却を
考えていきたいと思います。