相続税申告で税理士を選ぶなら「営業できる」人をお勧めします。
相続税申告にあたり、
どんな税理士に依頼したらいいのか?
私が選ぶポイントの3つ目、
本日は、
「営業できる人」についてお伝えします。
◉相続税申告を依頼する
税理士を選ぶポイント(細井の場合)
1、若い人
2、顧客の立場で話せる人
3、営業できる人
税理士に限りませんが、
士業と呼ばれる人たちには、
専門知識は豊富ですが、
コミュニケーションがイマイチな人を
多く見かけます。
おとなしい方や話が続かない方、
自分からはあまり話さない方
などなど、どちらかというと
「受け身」の人が多く見受けられます。
それはそれで、
税理士という専門家の立場としては、
落ち着いた、風格ある態度は
間違ってはいないのでしょう。
しかしながら、
そうした考動は、私個人の感覚としては、
「依頼があればやってあげる」
といった感じの
上から目線の雰囲気に思えてなりません。
普段、税理士と関わることがない人だと、
どんな人かわからず、
敷居が高いように感じたり、
不安を感じる人もいるでしょう。
そう思っている人に、
税務知識や手続きだけを伝えて、
「ご依頼があればやります」では、
どうでしょう?
自分が何者なのかを語らない人に、
何十万もする
お金を支払いたくなるでしょうか?
相続税申告の依頼をいただくというのも、
一般的な会社の営業受注と同じです。
営業職の人は、受注や契約を取るために、
商品を売る前に、まず自分を売り込みます。
自分が何者なのか?
お伝えできる限りの
プライベートなことや人生経験、
シゴトへの信念や考え方など顧客に伝え、
自分を信用してもらう努力をされます。
また、話す内容だけでなく、
身だしなみや言葉使い、相手への気遣いや応対、
自身の行動、態度など、
シゴト内容以外の些細なところにも気を配り、
信用されるよう、考動しています。
「俺は先生だ!」的な態度で
踏ん反り返っているような時代は
もう終わっています。
ホームページやSNSなどで、
気軽に情報発信できる今、
むしろ
シゴト内容よりも人で選ぶの方が
多いのではないでしょうか?
相続税の計算や手続きなど、
相続のシゴトをしている税理士なら、
必要なスキルや知識は
持っていて当たり前です。
同じスキルや知識なら、
シゴトをとりたい!と、
熱意や想いが伝わってくる人の方が、
お願いしたくなるのが心情ではないでしょうか?
税理士だから、士業だからといって
受け身でいる時代は終わりました。
自信を持って自分をアピールし、
顧客の立場で物事を考えられ、
熱意と想いが伝わってくる、
そんな人間味のある人に、
実家という大切な財産は
お任せしたいところですね。