【実家を片付けないで貸す】そのメリットと注意点
実家にある
家具や家電、衣類、書籍、などなど、
ものが多すぎて、
片付けようにも片付けられない。。
そんな「実家の片付け」に
お困りの方へご提案です。
家具や家電で
まだ使えるようなものであれば、
「家具付き・家電付き」で
実家を貸してみてはいかがでしょうか?
実際に私が管理している家も
そのようにしている家がありますが、
入居者様にとっては、思っていた以上に、
「役に立っている」ように感じます。
募集しているときに、
家具類を置いたまま見てもらい、
契約の時に、
必要なものと片付けるものを
入居される方の意向を聞きながら、
決めていったのですが、
そもそも、
もう使わないから捨てようと
思っていたものを
使っていただけるのであれば、
これは貸す側、借りる側双方にとって
メリットがあることです。
私が管理している家の場合は、
募集している時に、
雑然と家具・家電類を置いてあるまま、
室内を見せていましたが、
例えば、ソファとかベッドとか、
ある程度見栄えがするようなものなら、
逆に住まい方を提案するように
アレンジして、見せるのも一案ですよね。
アレンジといっても、
お金をかけて何かする訳ではなく、
普段、家の掃除をするように、
小綺麗にしておくだけのことです。
「お金を出してまで
揃えようとは思わないけど、
あるなら使ってもいいよね」
と考えてくれる入居者を意識して、
「生活のイメージを魅せる」わけです。
新築マンションの
モデルルームとまではいきませんが、
入居した時のイメージを
具体的に描いてもらうには、
現実感のある家具・家電類も
効果はあります。
注意点は、
「家具・家電付き」としてしまうと、
その家具や家電が
不具合になったり、壊れた場合は、
貸す側の責任になり、
修理や交換の対象になってしまいます。
あくまでも、「好意」で
家具・家電を貸す立場に立って、
入居後の修理・交換はしないことや、
いらなくなった場合の処分は、
入居者で行ってもらうなど、
契約前に十分に伝えるなり、
契約書類に記載するなりして、
トラブルがないようにしておく
必要はあります。
片付けられない家具・家電類を
そのままつけて貸すのは、
片付けに困る貸す側と、
入居時の費用を抑えたい借りる側の
思いが一致するところです。
「どうせ片付ける」なら、
それを活かす方法も
ぜひ考えてみることをお勧めします。