築38年以上の一戸建てを購入するメリットとは?
新築マンション・一戸建の大量販売で
中古住宅の売却が心配される中、
住宅を購入しようと
考えている人にとって、
中古住宅を買うメリットには
どんなことがあるのでしょうか?
特に、
現在の耐震基準を満たさない住宅を
買う場合のメリットには、
どんなことがあるのでしょうか?
具体的に該当するのは、
昭和56年6月1日以前に
建築確認を受けた住宅で、
完成時期からすると、
およそ昭和56年中までに
完成した住宅です。
もっと簡単にいうと、
築38年以上の住宅が該当します。
現在の耐震基準を満たさない住宅は、
国や行政の許認可を取るような
利用や活用をする場合、
現在の耐震基準に見合うよう、
建物の補強を要求されることがあります。
例えば、
このメルマガでも取り上げている
障がいを持った人が利用する
グループホームに空き家を利用する場合は、
現在の耐震基準を満たしていることが
条件になってきます。
現在の耐震基準を満たしていないと、
人が住めなかったり、
建物を利用できなかったりするわけでは
ありませんが、
建物の安全性を確認する基準として、
求められるケースは多いですね。
売買契約時の重要事項説明にも、
耐震診断の有無についての
記載が必須になっていますから、
現在の耐震基準にあっているかどうかは
簡単に無視はできない項目です。
では、
そういった古い一戸建てを
購入するメリットには
どんなことがあるのでしょうか?
明日に続きます。