賃貸住宅にどれだけお金をかけられますか?
今年もラスト2週間になりましたね。
すっかり真冬の気候になって、
冷たい風が身にしみてきます。
管理・募集している
一戸建に足を運んでみると、
庭先に落ち葉が
随分と舞っているところもあり、
風にあおられながら、
せっせと片付けをしています。
そんな中、先日、
知り合いの不動産業者と何気なく話していたら
ふとこんなお話が出てきました。
「これだけの植木があると、
借りる人も結構大変だよね。
手入れの費用も、結構かかるよね」
何の気なしの日常会話の一コマですが、
あとで帰ってから、ふと疑問に思いました。
「戸建を借りる人って、
賃貸にかける費用って
どのくらい考えているのだろう。。」
このメルマガでも度々ご紹介していますが、
私が管理している一戸建ては、
全部DIY賃貸借なので、
借りている人の好きなように
家をアレンジしてもらっています。
一緒にリフォームの相談をしながら、
工事を進めた家もありますし、
自分でコツコツと
アレンジしていった人もいます。
リフォーム・リノベーションにかかった金額と
今まで借りている期間に
かかった金額を含めると(家賃は除く)、
ざっくり考えても、
一人分の年収くらいには
なるくらいの金額にはなることでしょう。
初期費用+維持費用
がどのくらいかかるのか?
これは借りる人にとっては
大きな問題ですよね。
DIY賃貸借で、
いくら、
自分の好きなように
アレンジしていいですよ!
といっても、
賃貸期間中にかかる金額の目安は、
借りる時には知っておきたいのが、
借りる側の気持ちでしょう。
たまたま庭先の話から、
あらためて考えてみましたが、
古い家を貸す時には、
住むためにかかる費用や
リフォーム・リノベーションにかかる費用を
提案できる準備も必要です。
その費用を具体的に見積もりとして
事前に準備しておけるなら一番いいですが、
そこまでしなくても、
リフォームや修理した方がいい箇所や、
これから住むのに
気をつけた方がいい箇所など、
借りようとしている人に、
先に伝えてあげた方が親切ですよね。
「古すぎるから、
あんまりリフォームする箇所を伝えると
見にきた人も引いてしまうのでは。。」
なんて、考える人もいるかもしれません。
しかしながら、
逆の立場になれば、
そういってくれた人の方が
誠実で信頼をおけますし、
それを理解して借りてくれれば、
貸してからも問題になることもないでしょう。
逆に貸そうとしている古い家の魅力が
アップするとも
言えるのではないでしょうか?
あなたのご実家も、貸そうと思ったら、
不具合な箇所、気をつけた方がいい箇所
が少なからずあるはずです。
借りる人の立場に立って、
あなたの実家で住むなら、
何をしたらいいのか?
借りる人と一緒に考えて、
DIY賃貸借は進めていきたいものですね。