違反建築の家のセールスポイントって何?
昨日は
違反建築の家が売れない理由を
お伝えしましたが、
違反建築だからといって、
デメリットばかりではありません。
むしろ建築した人や会社は、
法令の範囲内で建てる建物よりも、
メリットがある建物と
考えたわけですから、
その建築主の意図を察すれば、
良いところはあるはずです。
もちろん法令に反していることは、
決して褒められたものではありません。
しかしながら、違反建築の家は
日本全国に相当数あるのですから、
購入する側も、
しっかりメリット、デメリットを
理解した上で検討する分には、
十分選択の余地はあるはずです。
以下に違反建築の家の
代表的なメリットを挙げてみました。
デメリットばかりのファインダーで見ず、
違反建築の家のセールスポイントとして、
前向きに捉えていただけたらと思います。
【違反建築のセールスポイント】
1、そのエリアにある、
同程度の広さの土地に
建っている家より
建っている家より
建物面積や間取りが広い。
そもそも、
その土地があるエリアで、
より広い家に住みたいと思って、
法令違反してまで広くした家です。
間取りにゆとりがあるので、
入居者層も広がります。
2、周辺相場より価格が安い。
融資が利用できず、
キャッシュでの購入になるので、
同程度の家に比べ、安くなります。
3、将来、同居の家族が減った時、
必然的に家の広さを
ダウンサイズして
ダウンサイズして
建て替えすることになる。
同居家族が減れば、
広い家はいらないので、
法令に沿って狭い家に建て替えても、
生活に大きな支障はないでしょう。
むしろ無駄なスペースがなくなり、
強制的に家の中のものを片付けられて、
将来の相続時の作業が
大幅に楽になるメリットも考えられます。