【リーダーは誰だ?】実家の売却を仕切るのは誰だ?
昨日は、実家の売却を考える上で、
「動機・きっかけ」
「関係者との話し合い」
が、まずは大切であることを
お伝えしました。
実家の売却のプロセスの中では、
「関係者との話し合い」
は最も大切です。
実家に関わるそれぞれの方に、
様々な想いがある事でしょう。
「想い入れがあるから、
まだ売りたくない。」
「もう誰も住んでいないし、
管理も大変だからすぐ売ろう。」
「2年後に高速道路が近くにくるから、
それまで売るのは待とう」
などなど、
各人の思惑が交錯するときでもあります。
こうした意見の違いをまとめるには、
やはり中心となって、
話をまとめる人が必要です。
この「話をまとめる人」がいることが、
「実家」の売却と「自宅」の売却の
大きな違いです。
自宅の売却であれば、
夫婦や子供など、
いつも顔を見て話せるような間柄の意見で、
いつも顔を見て話せるような間柄の意見で、
進めることができますが、
実家の場合は、
ライフスタイルが異なる、
複数の世帯の意見を聞いて
進めなければなりません。
特に実家に住んでいた人の、
配偶者の意見は、
大きな影響力を持っているため、
複数の世帯の意見をまとめることは、
簡単なことではありません。
だからこそ、
兄弟間、世帯間の話を取りまとめられる
「リーダー」となるべき人の存在が
必要になってきます。
このリーダーの役目は、
「長男」「長女」が
担うことが多いとは思いますが、
実家それぞれによって、
リーダーとなるべき人は違ってきます。
実家でずっと親を介護していた人
社会的地位が高い人
経済的にゆとりがある人
不動産に明るい人 などなど、
家族間の事情によって、
リーダーとなって
実家の売却手続きを
進めていく人は異なります。
何れにしても、
これから実家を売却するにあたり、
各人の想いを汲みながら
自己の利益に固執せず、
公正明大に、事を仕切って、
尽力できる人、
皆の意見がまとまらない時には、
その人に一任できる信頼がある人、
が、リーダーにはふさわしいでしょう。
「リーダーなんか決めなくても、
兄弟・身内なんだから
話はわかってくれる」
話はわかってくれる」
というお言葉もあるとは思いますが、
この考えは、やめた方がいいです。
時が経って、
兄弟それぞれが違う環境で
過ごしてくれば、
性格や考えも変わります。
まして、実家を売却して、
大きなお金が入ってくるのであれば、
兄弟それぞれの経済的事情も
大きく影響してくるでしょう。
実家の売却に関わる人達が、
皆それぞれ自分の主張ばかりしていては、
売却の手続きは一向に進みません。
実家の売却は、一族にとっての
大きな、大きなイベントですので、
大きな、大きなイベントですので、
話をまとめられる人を決めて、
その人を中心に、
進めていくと良いですね。