実家を「利用する」時のデメリット・リスク
時代が急速に変化する今、
求められている日本のニーズは
たくさんあります。
それに空き家となっている実家を利用して、
世の中が求める形にアレンジしていくことは、
最良の有効活用の一つだと私は考えます。
では、実家を「利用する」時の
デメリット・リスクとは何か?
ズバリ、
「事業であること」
「投資」
です。
どういうことか?
まず、お金をいただいて
サービスを提供するということは、
いくら空いている実家を
利用するといっても、
立派な事業であり、経営です。
相手となる人は、
友達や家族ではなく「顧客」であり、
いい加減な対応はできません。
趣味の延長で始めたとしても、
趣味ではありませんから、
適当・軽率な対応は避けるべきです。
「事業である」ということは、
規模の大小や副業・本業に関わらず、
本腰入れて行うということです。
事業計画もしっかり考える必要はあり、
真剣に取り組む姿勢が必要になります。
またお金をいただかない
サービスであっても、
人と関わっていく以上、
真剣に取り組む姿勢は必要です。
それに連動して、
一定の「投資」も必要になってきます。
例えば、空いた実家で
「古民家カフェ」を始めよう!となったら、
接客用のテーブルや、調理機器、
日々の材料の仕入れなど、
大なり小なりの資金は必要となってきます。
接客や調理スタッフも必要になるでしょう。
要は「本気でやる!」と思わないと、
「資金」は出てこないということ。
また「実家を利用する」ということは、
極端にいうと「社長になる」
ということです。
自分の収入のことだけでなく、
社会にどういった貢献ができるのか、
自分は人の何に役立てられるのか?
責任は大きいですが、
醍醐味のある人生の選択になるはずです。
起業をされる方や、不動産投資家などは、
自身の事業の為に、わざわざ資金を調達して
物件を借りたり、買ったりしています。
言い換えると空き家の実家を
持っているということは、
事業を行うチャンスを
持っている!
ということでもあります。
この大きなチャンスに賭けてみるかどうか?
検討する価値は、十分にあると私は思います。