【実家の調べ方】実家の価格の目安を簡単に知る方法
実家がいくらで売れるのか?
いくらで貸せるのか?
実家を活用する上で、
誰もが気になることかと思います。
少しでも高く売りたい!貸したい!
と誰しもが思うところですが、
時期や用途など、ケースバイケースで、
売却価格や賃料は変わってきますので、
一般的に調べられる情報だけでは
正確な判断はできません。
とはいうものの、
一応の目安は知っておかないと、
実家をどうしようか?と考えるにも
先に進まないところよね。
まずは、
「実家の価格は何を見ればいいのか?」
というところから、お伝えします。
日本の土地の価格は
「一物五価」と言われ、
同じ土地でも価格が以下の通り、
5つあります。
◯実勢価格
実際に取引される価格
◯公示価格
取引価格の参考になる価格
◯基準値標準価格
公示地価を補足する価格
◯路線価
相続税の基準になる価格
◯固定資産税評価額
固定資産税の基準となる価格
不動産業に関わっていないと
わかりづらいかとは思いますが、
この中で一般の人でもわかりやすく、
知っておいて欲しい価格は、
「実勢価格」
「公示価格」
「固定資産税評価額」
です。
では、具体的に何を、どう見たらいいのか?
以下に誰でもできる
実家の価格の調べ方をお伝えします。
![](https://jikka-akiya.com/wp-content/uploads/2023/06/22076862_s.jpg)
1、実勢価格
実勢価格とは、
実際に取引されている価格です。
実際に売却されている物件の価格を見れば、
大体の相場感はつかめます。
具体的には、以下に記載した
3大不動産情報サイトをみてください。
・SUUMO
・アットホーム
・LIFULLHOME’S
家を買おう、借りようとする人は、
このどれかのサイトを必ず見ているはずです。
これらの不動産情報サイトで、
実家のあるエリアに掲載されている、
売買、賃貸物件をまずは見てください。
細かい条件は、
最初は無視しても構いません。
どのくらいの価格帯の物件が、
販売されているのか、募集されているのか、
まずは価格帯を把握してください。
2、公示価格
公示価格とは、
土地の実際の取引の参考になる価格です。
国土交通省から情報提供されている、
以下のサイトをご覧ください。
◉国土交通省地価公示・都道府県地価調査
実際に取引されている物件が少ない場所は、
3大不動産情報サイトを見ても、
掲載されていないことも多々あります。
一般的には、
実勢価格の方が、公示価格より高いですが、
上記サイトから、
実家のあるエリアの公示地価を確認して、
それより少し高いくらいで
取引されるイメージをするといいでしょう。
場所によっては実勢価格の方が
安い場合もありますが、
まずは目安として
捉えていただければと思います。
3、固定資産税評価額
3大不動産情報サイトを見ても、
公示価格を見ても、
掲載されていないエリアもあります。
そんな時は、毎年5月頃に届く、
固定資産税の納付書を見て下さい。
そこには
「固定資産税評価額」という金額が
記載されています。
この固定資産税評価額は、
概ね公示地価の7割が目安になっています。
したがって、公示地価がわからなくても、
納付書から固定資産税評価額を見て、
固定資産税評価額÷0.7 で計算すると、
公示地価の目安がわかります。
公示地価がわかれば、
2、でお伝えしたように、
実勢価格と公示価格を比べて、
おおよその実家の金額を
把握することができます。
以上が、
実家の価格の目安の調べ方です。
お気付きかと思いますが、
この価格は、
あくまでも土地のみの価格です。
築40年、50年といった古い建物は、
一般的には価値はないとみなされるので、
古い実家の価格の目安としては、
土地価格のみでの判断でも構いません。
まずはおおよその概要を把握することが大切です。
ぜひあなたの実家の価格を確認してみてくださいね!