【実家の調査】Googleマップから分かる実家の情報とは?
実家の調査でまず行うこと、
それは「実家の場所を確認する」ことです。
実家の場所を、
自宅で、誰でも、簡単に確認できる方法は
言わずと知れた、
「グーグルマップ」を見ることです。
ご存知の通り、
住所を検索窓に入れて場所を探し、
その場所の画像や地図を確認する
という作業です。
「そんなの誰でも知ってるよ!」
とお声が返ってくるとは思いますが
ただグーグルマップを見れば
いいわけではありません。
グーグルマップのどこを見て、
何を確認するのか?が重要です。
何を確認するのか?が重要です。
場所や調べる目的によって、
確認する内容は違ってきますが、
最低限チェックする内容は次の3点です。
◉住所
◉撮影日
◉道路・隣地・周辺状況
この3つを確認するだけでも、
実家についての多くの情報を得ることができます。
ではこの3つを確認すると、
どういったことがわかるのか?
以下にそれらから確認できることを
まとめてみました。
【住所】
実家の場所を
グーグルマップで調べようとして、
住所を検索窓に入れても、
その場所が出てこないことがあります。
入力ミスでないならば、
その検索窓に入れた住所が、
「住居表示」なのか?確認してください。
住居表示とは、
普段、郵便等で使っている住所です。
相続した家の不動産登記情報
(登記識別情報、権利証)を見ると、
「地番」が記載されていますが、
地番は土地の区割りを表すもので、
普段利用する住居表示と違う場合があります。
グーグルマップで地番を入力すると、
全然違う場所が出ることがあります。
その場合は、現地に行くか、
地番と住居表示を付き合わせる
「ブルーマップ」を見て、
場所を確認する必要があります。
土地のみの場合は住居表示はありません。
【撮影日】
グーグルマップの右下の方を見ると、
そのグーグルマップを撮影した年が
記載されています。
これがいつの時点の画像なのかを
確認することは大切です。
直近1年くらいであれば、
現在のおおよそのイメージはつきますが、
3年も、5年も前だと、
調べようとしている家も街も、
すっかり変わっていることがあります。
古い時期に撮影したものであれば、
現在の様子を、現地に行って、
確認する必要はあります。
ただ、過去の様子が分かることは、
その家を買ったり、借りたりする人への
安心感につながりますので、
実家を活用する時に、
アピールポイントになり得ます。
【道路・隣地・周辺状況】
実家をグーグルマップで調べるときには、
実家そのものだけでなく、
その周囲にも注目して欲しいですね。
いくつかチェックポイントの例をあげると、
以下のようなところです。
・道路幅
車がすれ違えるかどうかなど。
・隣地との境界の状況
境界ははっきりしているか?
隣の木が越境していないか?など。
・人が映っていたらどんな人なのか?
住民やその場所を訪れる人を推測する。
・車通りは多いか?静かな環境か?
・嫌悪施設はないか?
ゴミ焼却場、お墓、臭いがある工場など。
・災害の危険がありそうな場所か?
山の麓、海や川の近く、崖が近い、など。
以上、ほんの一部ではありますが、
グーグルマップでのチェックポイントを
お伝えしました。
なかなか実家に戻れなくても、
グーグルマップを見て、
想像力を働かせながら、
実家の状況を確認してみてくださいね。