実家が「映画のロケ地」に選ばれるポイントは?
7月にクラファンを実施してから、
映画の撮影のお話が2件ありました。
空き家をロケ地にしませんか?
という提案をしている中で、
映画の撮影のご依頼は、
まさに実家ロケが求めている
空き家の活用方法です。
どんな映画をつくりたいのか?
制作担当者からいろいろお話を伺いながら、
ご検討いただきましたが、
結果、
どちらもロケ地には選ばれませんでした。
理由を聞くと、
撮影する映画のイメージにより合いそうな
家があったということでしたが。
今回のお話を伺って、
映画のロケ地に選ばれそうな
古い家の傾向が見えてきました。
あくまでも私の個人的主観ですが、
過去にドラマのロケで利用された
家の状況を確認してみると、
以下の条件が浮かび上がってきますね。
・広い和室がある。
・縁側がある。
・制作会社から近い場所にある。
撮影する映画のシーンは、
「昭和の懐かしい家」がテーマで、
そのイメージの重要スペースやアイテムが、
和室であり、縁側です。
「広い」というのは、
映画のイメージもありますが、
撮影スタッフや機材の配置なども
影響しているようですね。
制作会社から「近い」というのも、
撮影に要する日程や時間を考えると、
撮影する映画のイメージや
大きな特色がないと
遠くのロケ地は選ばれにくいようです。
映画のロケ地の傾向は少し見えてきましたが、
とはいえ、遠方の古い家が
ロケ地に選ばれないということは
決してありません。
企画次第であなたの実家が、
映画やドラマのロケ地になり得ることは、
十分にあり得ます。
空き家の実家を放置しておくだけなら、
ロケ地での利用も検討してみてくださいね。