空き家の「ネガティブイメージ」な使い方にニーズあり。
クラファンをきっかけに、
ある映像関係者と話すことができました。
ロケ地で求められるものであったり、
撮影時に気にすること、気をつけること、
など、リアルな撮影現場の声を
聞かせていただきました。
その中で一つ、私にとって、
大きな気づきとなるお話がありました。
現在、リフォーム工事途中の家を
実家ロケに掲載していますが、
この家の使い方について
ホラー映画に使ってみてはどうか?
とのご提案をいただきました。
理由を聞くと、
ホラー映画や事件ものの撮影は、
放送されたり配信されたりすると、
ネガティブな印象がつくので、
ロケ地を探すのが大変とのことでした。
架空のストーリーや事件であっても、
その場所に幽霊とか事件とかの
嫌なイメージがついてしまい、
ロケ地で貸す人が少ないそうです。
確かにホラー映画や
怖いドラマで有名になった場所は、
幽霊スポットとか事件現場みたいな
イメージは持ちますよね。
逆に考えれば、
ネガティブなイメージがついても
影響がないのであれば、
撮影側としては大変ありがたいとのことでした。
不動産業者に相談しても、
かなり安い金額で査定されたり、
検討対象外であったりして、
普通の売買、賃貸の条件では、
なかなか売れない、貸せない物件ですが、
ロケ地という使い方では、
大きなニーズがあるということです。
今まで不動産業界にいて気づかなかった、
金の卵を見つけた気分です。
そういった使い方から、注目されて、
空き家の活用、売却につながることも、
十分考えられます。
空き家のロケ地での活用は、
そんな金の卵や隠れた魅力を見つけ出す、
有効な選択肢かもしれないですね。