【七ツ梅酒造跡地】300年を超えた歴史が今も活きています!
先日、
大河ドラマで沸いている渋沢栄一の故郷、
埼玉県深谷市に行ってきました。
深谷は一時期勤務していた場所でもあり、
結構馴染み深いところなのですが、
渋沢栄一の生誕地として
さまざまなメディアで見かけるので、
歴訪&小旅行で出かけた次第です。
そんな今熱い深谷市ですが、
もう一つ行きたいところがありました。
300年の歴史をもつ蔵元の酒造跡地で
「七ツ梅酒造跡地」です。
詳細はこちら↓
◉一般社団法人まち遺し深谷HP
この酒造跡地に残る建物は、
今空き家問題と言われている
古い空き家と同じくらい、
老朽化している木造の建物ですが、
ここに、
映画館や喫茶店、本屋、雑貨屋など、
昔の風情を大切に遺しながら、
お店が営業されています。
この酒造跡地を運営する
一般社団法人まち遺し深谷は、HPの中で
「七ツ梅酒造跡の運営・管理を通じて、
歴史的建造物の保全と市街地の活性化に
取り組んでいます」
と言われています。
この取り組みは、
古い空き家の使い方を考えている人には、
本当にお手本になることでしょう。
酒造跡地という広いスペースとはいえ、
個々の建物は普通の一軒家と
同じくらいの広さです。
築100年は超えているだろう建物を
昔のままで活かし、
人が集まる場所、楽しめる場所として、
街中に溶け込んでいます。
もちろん、
駅から近い場所にあるし、
いくつかの建物で成り立っているので、
住宅地の古い建物の活かし方とは、
単純には比較はできないとは思います。
しかしながら、
古い建物は壊すしかない、、
早く処分しなければ、、
という考え方は、
この酒造跡地を見ると一転するでしょう。
古い実家をどうしたらいいのか?
を考える上でもヒントが得られるので、
ぜひ一度、この七ツ梅酒造跡地を
見てみることをお勧めします!