「家族会議」で何話すの?
明日は秋分の日、
お彼岸でお墓参りに行かれる人も
いることでしょう。
お彼岸の時期は、
家族や兄弟と会う機会であり、
実家のことを話すきっかけにもなる時です。
まさに「家族会議」を行うには、
絶好の機会になるわけです。
とはいうものの、
会ってなんとなく話しても、
話はすすみません。
実家のこれからについての話なら、
すぐにこうしよう、
という話にはならないでしょう。
時間はかかるでしょうし、
それぞれの意見も違います。
では、家族会議では何を話すのか?
昨日ご紹介しました
家族信託の第一人者である
宮田司法書士の著書には、
その具体的な内容が掲載されています。
【図解】一番親切な家族信託の本
その内容を紹介すると、以下の通りです。
1、正確な現状把握と将来予測。
2、親の今後の生活について。
3、財産承継について。
4、何もしない場合のリスクについて。
言われてみれば、
なんとなくでも話に出てくることですが、
項目としてあげると明確ですよね。
特に
「何もしない場合のリスク」というのは、
今動かなかったらどうなる?
ということなので、
家族信託や実家のことだけでなく、
動き出す大きなきっかけになるでしょう。
数少ない家族と話す機会を
無駄にしないように、
目的を定めて、
話すべきことは話しておきたいですね。