実家を貸すとどれだけお得なの?
実家を貸すことが、
活用の大きな選択肢であることを
お伝えしていますが、
本日は、
具体的なお金の面から考えてみます。
築45年オーバーの古い木造の家を
売る場合と貸す場合の
簡単なシミュレーションをしてみます。
前提条件は以下の通りです。
・建物価値がなく、土地の価値しかない。
・土地売却金額の相場が300万円とします。
・建物の取り壊し(解体)費用が
100万円かかるとします。
100万円かかるとします。
・家をリフォームせずDIY型賃貸借で貸すと、
3万円で貸せるとします。
・税金、時間によるお金の価値の変化、
土地売却相場の変化、その他諸費用は、
考慮しません。
◉売る場合
土地の売却金額の相場は、
家が建っていない状態での金額なので、
取り壊す費用を売却金額から差し引きます。
したがって、
300万円ー100万円=200万円・・①
が手元に入るお金になります。
◉貸す場合
借りる人の費用負担で、
好きなようにリフォームできる
DIY型賃貸借で貸すと長期入居が見込めます。
(借りる人が自分でお金を出すのですから、
すぐに退去されるのは考えづらいです。)
仮に10年入居されると仮定すると、
10年間の賃貸収入は、
3万円/月×12ヶ月×10年=360万円・・②
10年貸してから売ると、①と②の合計で、
360万円+200万円=560万円
となります。
簡単なシミュレーションですが、
今すぐ売るよりも、
そのままの状態で貸してから売った方が、
全体としての収入は多くなるのが、
イメージできると思います。
昨日のブログでもお伝えしましたように、
今は新しい賃貸ニーズも出てきましたので、
どんな場所の古い一戸建てでも、
十分に貸せる可能性はあります。
実家の売却に困ったら、
「貸す」選択肢もぜひ考えてみてくださいね。