【屋根・外壁】飛んだり、落ちたり、剥がれたりしていませんか?
家は年月が過ぎていくことで、
様々な箇所が劣化していきます。
その中でも一番劣化が激しいのは、
「屋根」と「外壁」です。
常に外の雨風にあたり、
太陽の光を受け止める箇所なので、
劣化が激しいのは、
容易にイメージできるかと思います。
屋根や外壁の劣化が進むと、
落ちたり、飛んだり、剥がれたり
する可能性が高くなります。
台風や地震など災害が起こるたび、
屋根や外壁が落ちて、
周囲の建物や人への危害などが
報道されていますよね。
そうならないように、
実家の屋根、外壁の様子は
チェックしておきたいですね。
空き家法という法律では
建築物が著しく、
保安上危険となるおそれがあること
として、
「屋根、外壁等が脱落、飛散等するおそれ」
をガイドラインで挙げています。
以下がその具体的な内容です。
【屋根】
・屋根が変形している。
・屋根ふき材が剥落している。
・軒の裏板、たる木等が腐朽している。
・軒がたれ下がっている。
・雨樋がたれ下がっている。
【外壁】
・壁体を貫通する穴が生じている。
・外壁の仕上材料が剥落、腐朽又は破損し、
下地が露出している。
・外壁のモルタルやタイル等の外装材に、
浮きが生じている
まずはこうした状況になっていないか?を
確認するところから始めると良いですね。
ちなみに屋根と外壁のメンテナンス期間は、
新築後だいたい10年ごとが良いと
言われています。
実家を売るにしても、貸すにしても、
屋根、外壁は家を利用する上で、
最も重要な箇所ですから、
その状況は定期的に確認して、
いざ実家を活用するときの
対策やメンテナンスは、
考えておきたいところですね。