なぜ実家を片付けなければならないのか?
今年も残すところ、
1ヶ月余りとなってきましたね。
年末の大掃除もしなくては・・
とそろそろ考える時期になりました。
掃除とともに悩ましいのが
「片付け」です。
自宅の片付けもそうですが、
実家も片付けないと・・・と思いながら、
時が過ぎて行くこともよく聞くお話です。
そもそも「実家の片付け」は、
なぜやらなければならないのか?
・思い出を整理する。
・実家の部屋やスペースを広く使いたい。
・ほこりやカビなど、掃除が大変
などが、理由にあげられることでしょう。
しかしながら、
空き家になっていて、片付けしないと
問題になることは多くあります。
例えば、
・モノがあることによって、
不衛生になったり、家の不具合に気づかない。
・盗難や不審者侵入のきっかけになる。
・遺言や財産の発見が遅れたり、
故人の想いに気づかず、
トラブルになる可能性がある。
などが考えられます。
そして何よりも問題なのは、
将来実家を、売るにしても貸すにしても、
原則、家の中も外も、
何もない状況にしなければ活用できない。
ということです。
家を売る時には、ほとんどの契約で、
残置物(家にあるもの)は、
売る側が処分して引き渡す、
という条件が付きます。
また、家を解体する(壊す)場合も、
残置物がない状態で壊しはじめます。
残置物と解体した廃材は、
捨てたり処理する場所が違うからです。
家を買ったり、借りる側からしてみれば、
家の中には、自分のモノを置きたいし、
自分のモノを置きたくても
スペースや建物の状態がどうなのか?
もわかりません。
要するに、実家の片付けは、
現実的に実家の活用に繋がり、
大きく影響してくるということです。
空き家の実家にモノがたくさんあって、
どうしたらいいのかわからない。。
ということなら、
専門家や経験者などに相談して、
少しづつでも、
片付けの「行動」をしていきたいですね。